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ガクチカでサークル活動を書きたい!役職や実績がなくてもアピールできる方法とは?

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ガクチカは,、一応サークル頑張ったからサークルネタでいこうと思うけど、特に役職もないし人に自慢できるような実績もないからどうしようか迷ってます。 やっぱり役職とか、なんか実績がないと評価低いですよね。
他のネタないし何とかサークルの話で行きたいんだけどどうしたら良い?

このような悩みに答えます。

本記事の内容

◆そもそもガクチカで企業は何を知りたいのか

◆メンバーの一員として何を考えどうしたかを棚卸する

◆エピソードを通して伝えたいことを整理する

◆伝えたいたいことと企業の求める要件とのマッチングを意識する


この記事を書いた人

KyoLive
KyoLive
人材・HR領域のフリーランス歴10年
新卒の採用担当者としても活動しており、実際に採用現場に携わっています。
就活生に企業の視点を伝えながらサポートを行っています。

「学生時代に力を入れたこと」でサークルの話題を取り上げる就活生は多いですね。

私自身新卒の採用担当もしていますが実際よく目にします。

その中で、「代表をやっていました」「広報・会計をやっていました」など役職としての実績を取り上げた内容のものは目立ちますね。

また就活になるとサークルの副代表がやたら増えるという笑えない現象もあるようです。

もちろんそれぞれの役職で与えられた役割をしっかりとこなして成果を上げているという点では評価に値することは確かです。

でもサークル活動では役職がないメンバーの方が多いですし、自分なりにサークルを頑張ったという人も多いでしょう。

役割や実績がないということで、サークルネタを書くのを躊躇してしまいがちですが、それはもったいない話です。

採用担当者は本当に関心がある点は、役職や実績だけではないんです。

今回は、役職や実績がなくてもどのような内容にすれば採用担当者が関心を持つか、評価されるかという点について解説します。

もし貴方がサークルを頑張ったという自負が少しでもあるのであれば、自信を持ってサークルの話を展開していきましょう。

そもそもサークルのガクチカで採用担当者は何を知りたいのか

ガクチカでサークルに関わらず、何か大きな成果や実績を書かなきゃいけないんじゃないかと考えている就活生は多いようです。

そのため、人に自慢できるようなことがないということで、ガクチカで何を書いていいか分からないと手が止まってしまうこともありますね。

もちろん大きな成果や実績は、それだけ頑張った証なので評価に値することは確かです。

でも採用担当者が関心を寄せるのはそこだけじゃないんですね。

つまり役職や成果についてはそれほど求めているというわけでもないんです。


一番知りたいのは、頑張ったのその過程で浮き彫りになる学生の

物事に対する姿勢や意識、価値観、考え方、性格、行動特性、さらにモチベーションの源泉

が知りたいのです。

つまり学生の特徴、個性といった本質的な部分ですね。

それを知ることで、仕事の適性、将来の可能性、仕事に対するモチベーション、組織との相性等を探っていくわけです。

また会社に入ってからの仕事イメージですね。これを確認したいんです。

学生の特徴や個性とこうした企業の求めるものがマッチすると判断されたら、内定に一歩近づくことになります。

貴方は確かにサークルを自分なりに頑張りました。
貴方はどのような動機や理由で、どんな気持ちで、どんな工夫をして頑張ったのか?


そこを具体的に話してもらえれば、採用担当者が本当に知りたい内容になってくるんです。

どうでしょうか。

決して役職や実績だけが評価の対象になる訳ではないということを何とくなくでも理解してもらえましたか?

それでは、頑張った事をどう伝えていけばいいのか、ということについて解説していきます。

サークルのガクチカ:メンバーの一員として何を考えどうしたかを棚卸してみる

まずはサークルで頑張ったことを棚卸していきましょう。

実際のサークルでのエピソードを書き出してみる

実際のエピソードを時系列で小分けにしていきます。

※今回は例として「ダンスサークルで頑張った事例」を取り上げます。

① サークルで上手い人と初心者との溝が感じられて初心者のやる気が低下している。やめる人も出てきた。薄々気付いていたが何とかしたいと思っていた。
② このままほっとくと初心者の人がかわいそう。せっかくサークルに入ってくれたのにその気持ちに答えることが出来ないのは嫌だ。
③ サークルの代表に現状を訴えてみたが、貴方なりに解決案を提案するよう言われた。
④ そこで、初心者の人たちを食事に誘ったりして、意見や考えを聞いて回った。
⑤ 上手い人にはなかなかこちらから声をかけにくい、相談しにくいという意見や目標がなくてモチベーションが下がっているということが分かった。
⑥ そこで、初心者に先輩を付けるメンター制度の導入と、初心者だけでダンスを披露するイベントの開催を企画としてまとめて代表に提案した。
⑦ それそれ、サークルの新しい試みとして取り入れることが会議で決まった。
⑧ サークル全体で提案した内容が動き出して、サークル全体で皆で協力していこうという空気になった。

どうでしょうか。

役職はないかもしれませんが頑張ったことは伝わりますね。

今回の事例は成果に結びつきましたけど、成果の大小はあまり重要ではありません。

何か少しでも自分の行動によって状況が変わったのならOKです。

サークルのガクチカ:エピソードに見出しを付けてみる

上記の①~⑧のエピソードそれぞれに見出しのようなものを付けてみましょう。

エピソードが整理しやすくなります。

① 現状に対する問題意識: サークルで上手い人と初心者との溝が感じられて初心者のやる気が低下している。やめる人も出てきた。薄々気付いていたが何とかしたいと思っていた。

② その時の自身の気持ち、感情:このままほっとくと初心者の人がかわいそう。せっかくサークルに入ってくれたのにその気持ちに答えることが出来ないのは嫌だ。

③ 始めに行動したこと:サークルの代表に現状を訴えてみたが、貴方なりに解決案を提案するよう言われた。

④ 自分なりに工夫した行動:そこで、初心者の人たちを食事に誘ったりして、意見や考えを聞いて回った。

⑤ 行動により見えてきた課題の要因:上手い人にはなかなかこちらから声をかけにくい、相談しにくいという意見や目標がなくてモチベーションが下がっているということが分かった。

⑥ 改善のための具体的な行動:そこで、初心者に先輩を付けるメンター制度の導入と、初心者だけでダンスを披露するイベントの開催を企画としてまとめて代表に提案した。

⑦ 自分の行動がサークルに与えた影響:それそれ、サークルの新しい試みとして取り入れることが会議で決まった。

⑧ 行動した結果、成果: サークル全体で提案した内容が動き出して、サークル全体で皆で協力していこうという空気になった。

このように見出しを付けていくと、エピソードが整理しやすくなります。

エピソードを伝える時もこのように整理されていると相手が理解しやすくなります。

今回の例を参考に、是非自分のエピソードに当てはめてみてください。

今回はダンスサークルを取り上げましたが、他にサークルの課題としては、先輩後輩の溝、部員のモチベーションや意識がバラバラ、参加人数が限定されている、新入生が入らず存続の危機等がありますね。

なぜこのように見出しを付けるかというと、エピソードを伝える時に採用担当者が一番知りたい

物事に対する姿勢や意識、価値観、考え方、性格、行動特性、さらにモチベーションの源泉といった学生の特徴や個性

を効果的に伝えるために便利だからです。

それでは、エピソードから特徴や個性をどう伝えて行くか、について解説していきます。

サークルのガクチカ:エピソードを通して伝えたいことを整理する

ここまで作業をしてみて、さらに掘り下げていきたいと思います。

今までの内容は頑張ったという事実関係(エピソード)ですね。

もちろんこの事実関係(エピソード)を伝えるわけですが、採用担当者が知りたいのは、頑張ったことを通じて見えてくる学生の特徴や個性です。

もちろんこうした特徴や個性は、採用担当者が事実関係(エピソード)から読み取って行くものですが、出来れば自分自身が頑張ったことを通じて、自身のどんな特徴や個性を伝えたいかを自身で認識しておくと伝わり方が違ってきます。

それでは、上記の事例をもう一度振り返って、各エピソードから見えてくる特徴や強みを考えていきましょう。

① 現状に対する問題意識
 サークルで上手い人と初心者との溝が感じられて初心者のやる気が低下している。やめる人も出てきた。薄々気付いていたが何とかしたいと思っていた。
→ いつも問題意識をもって活動しており、課題を発見する力がある。

② その時の自身の気持ち、感情
 このままほっとくと初心者の人がかわいそう。せっかくサークルに入ってくれたのにその気持ちに答えることが出来ないのは嫌だ。
→ メンバーシップ、仲間を想う気持ちを持っている。他人事ではなく自分事として捉える意識がある。

③ 始めに行動したこと
 サークルの代表に現状を訴えてみたが、貴方なりに解決案を提案するよう言われた。
→ 思い立ったららすぐ行動する。行動にスピード感がある。

④ 自分なりに工夫した行動
 そこで、初心者の人たちを食事に誘ったりして、意見や考えを聞いて回った。
→ あきらめずに行動する力がある。自発的に行動できる。自分なりに考えて工夫できる。

⑤ 行動により見えてきた課題の要因
 上手い人にはなかなかこちらから声をかけにくい、相談しにくいという意見や目標がなくてモチベーションが下がっているということが分かった。
→ 課題の分析をすることができる。

⑥ 改善のための具体的な行動
 そこで、初心者に先輩を付けるメンター制度の導入と、初心者だけでダンスを披露するイベントの開催を企画としてまとめて代表に提案した。
→ 自分で考えて企画する力がある。提案力がある。

⑦ 自分の行動がサークルに与えた影響
 それそれ、サークルの新しい試みとして取り入れることが会議で決まった。
→ 周りの人を動かす力がある。

⑧ 行動した結果、成果
 サークル全体で提案した内容が動き出して、サークル全体で皆で協力していこうという空気になった。
→ 周りに影響を与える力、成果を導く力がある。

緑字の部分が、この学生が持っているかもしれない特徴や個性ということになります。強みと言ってもいいかもしれませんね。

一つのエピソードで、特徴や個性をこれだけ伝えることが出来る可能性があるということです。

ここで取り上げた特徴や個性に当たるもの

・いつも問題意識をもって活動しており、課題を発見する力がある。
・メンバーシップ、仲間を想う気持ちを持っている。他人事ではなく自分事として捉える意識がある。
・思い立ったららすぐ行動する。行動にスピード感がある。
・あきらめずに行動する力がある。自発的に行動できる。自分なりに考えて工夫できる。
・課題の分析をすることができる。
・自分で考えて企画する力がある。提案力がある。
・周りの人を動かす力がある。
・周りに影響を与える力、成果を導く力がある。

採用担当者はこのような特徴や個性を確認するために、ガクチカを聞いているのです。

こうした特徴や個性が企業が求める人材要件に当てはまると、採用担当者の学生に対する期待値が上がってきます。

自分はどんな特徴や個性を伝えたいかを考えて、該当する部分を強調したりしていけば相手にも伝わりやすくなります。

※ちなみに「自己PR」は、この特徴や個性を強みとしてをダイレクトに伝えるという場面になります。採用担当者が知りたいことは基本的に同じです

サークルのガクチカ:企業の求める人物像とのマッチングを意識する

ここで重要なのが、企業には求める人材像というのがあって、エントリーシートや面接を通じて応募してきた学生が求める人材像に適しているか、合っているかを判断します。

・メンバーシップやチームで成果を上げることが出来る人を求めている企業
・とにかく、行動、スピード感を求めている企業
・自発的に自ら考え行動できる人を求めている企業

等企業によって求められるものが異なったりします。

自身が伝えたい特徴や強みがどんなに良くても、この企業が求める人物像と合ってなければ、その企業とは合わないという判断になってしまうかもしれません。

つまり、応募している企業はどんな人を求めているのか、自分の伝えたい特徴や個性がマッチしているのかということは意識しておく必要があります。

独りよがりにならずに企業視点を持つということが大事ですね。


以上、サークル活動の経験をどのようにガクチカに落とし込んでいくかについて解説してきました。

まずは、自分なりにガクチカを作成していきましょう。

【24卒】【25卒】別に、自分なりに作ったガクチカ(サークル活動編)をアウトプットする方法

今回学んだ内容は、具体的な企業への応募につなげていきたいですね。

早速自分なりに内容を考えて作成していきましょう。

ただ、作った内容が実際に応募書類や面接の場面で企業にとって刺さる内容なのか?

不安ですよね。

というわけで、事前に第三者に内容を見てもらって評価を得るということも大事です。

とは言っても「誰に見てもらうの?」

という疑問もあると思います。

24卒就活生は自分が作った内容はどこで見てもらう?

結論から言うと、まずはキャリアセンターの就職カウンセラー等に見てもらうのがいいと思います。

最終学年になって、なかなか行きにくいという面もあるかと思いますが、勇気を出してキャリアセンターに行って相談してみましょう。

その他の手段としては、就活エージェント(新卒紹介)を利用するのも有効だと思います。

就活エージェント(新卒紹介)については、以下の記事で紹介していますので、併せて参照してください。

就活エージェント(新卒紹介)では、キャリアアドバイザーとの面談を通じて自分に適した企業を紹介してくれます。

自分が作成した内容が応募企業に本当に刺さるのか?受けるのか?評価されるのか?

応募企業のことをよく知る担当のキャリアアドバイザーが具体的に判断してくれますので、より的確なアドバイスがあると思います。

特に24卒については、これからの就活は時間との勝負という面がありますので、スピード重視でいきたいですよね。

是非、就活エージェント(新卒紹介)を活用していきましょう。

24卒就活生が今すぐ活用できる就活エージェント(新卒紹介)とは?

24卒向けに今からでも活用できる就活エージェント(新卒紹介)を紹介しておきます。

40万人以上の会員を持つ就活メディア「キャリアパーク」が運営する就活エージェントです。

特に大手企業のグループ会社の紹介実績があり、就活生に寄り添った就活サポートが特徴です。

大手企業グループの実績例

トヨタ自動車/パナソニック/三菱/オリックス/ソニー/電通/博報堂/サイバーエージェント/パーソル/ベネッセ/キーエンス/SBI/ファーストリテイリング/セコム/リクルート/DeNA/ビズリーチ/ダイキン/富士通/NTTデータ/旭化成など

今回は、24卒向けに期間限定の【特別推薦ルート】が活用できるということで、本記事で取り上げてみました。

特別推薦ルートとは?

①書類選考なし ②最短3日内定 ③希望に沿った納得の企業紹介

まずは、登録してキャリアアドバイザーに自分が作った内容を診断してもらいましょう。

【キャリアパーク就職エージェント】を含め、その他の24卒向けの就活エージェント(新卒紹介)については、以下の記事で紹介していますので参照してみてください。

できれば複数の就活エージェント(新卒紹介)を同時に活用して、多面的にアドバイスをもらった方が良いですね。

25卒は自分なりに作ったガクチカを公開して多くの企業に見てもらおう

25卒の就活生の皆さんも今回学んだ内容を、まずは自分なりに作成していきましょう。

実際に企業がどのように判断するのか?知りたいですよね。

ますは、エントリーシート等の書類審査で企業に評価してもらえるかどうか?

これがカギとなってきますからね。

企業へのエントリーから選考のピークはもう少し先になりますが(早期選考は始まっています)、事前に企業の評価も知っておきたいところです。

※25卒の就活スケジュールは下記の記事で紹介していますので参照ください。

いきなり選考本番で企業に判断されるのも怖い!ということもあるかと思います。

そこで、25卒の就活生に関しては、とりあえず【逆求人サイト(スカウト・オファー)】を利用してみることをおススメします。

【逆求人サイト(スカウト・オファー)】とは?

【逆求人サイト(スカウト・オファー)】とは、自分のプロフィールを公開して、それを見た企業からスカウト・オファーが来るという仕組みです。

通常の就活サイトだと、就活生が応募候補の企業を検索して、気になった企業にエントリーをするという仕組みですよね。

ところが、この【逆求人サイト(スカウト・オファー)】はその逆で、企業が就活生のプロフィールを見て、気になった学生に「貴方に興味があります」と声がかかるという形になります。

このプロフィールを作成するために、【ガクチカ】や【自己PR】は重要な項目になってきます。

まずは、作成した内容を自分のプロフィールに反映させてみてはいかがでしょうか。

企業から反応があれば、貴方のプロフィールに企業が興味を持ったという証になります。

企業から反応があっても、その企業に応募するかは貴方自身の判断になります。

もし気に入った企業だったら応募してみてもいいでしょう。

重要なのは、自分のプロフィールがどんな企業に興味を持ってもらえるのか?

この指標が分かるということです。

この【逆求人サイト(スカウト・オファー)】は25卒の就活生に向けて公開されていますので、ぜひ活用してみてください。

思わぬ企業の早期選考に遭遇するかもしれないメリットもあります。

【逆求人サイト(スカウト・オファー)】の詳細や利用ガイドは以下の記事で紹介していますので、参照してください。

まとめ

以上、ガクチカでサークルの話をする時、役職や大きな実績が必ずしも重要ではないということ、貴方の特徴や個性が企業に伝わることが重要ということを書いてきました。

最後にポイントをまとめておきます。

  1. ガクチカにおいては役職や大きな実績が全てではない。
  2. 貴方なりに頑張ったことがあれば充分。
  3. まずは頑張ったことの事実関係を棚卸しよう。
  4. その中で自分の伝えたいことを整理する。
  5. 伝えたいことは企業視点も考慮する。

まずはポイントを参考に、ガクチカを書き出してみてください。

そして何回か読み直して修正を繰り返して完成させてください。

また、第三者に実際に見てもらって内容をブラッシュアップしていきましょう。

今回はガクチカをどのように書くかという点を解説してきましたが、自己PRでこのネタを書きたいという方もいらっしゃると思います。

以下の記事で、ガクチカと自己PRをどう切り分けるか?またそれぞれの伝え方について解説していますので参照してみてください。

今回は以上となります。

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