・フリーランスという働き方をよく聞くけど自分も考えようかな
・フリーランスってどうなんだろう
・漠然とだけどフリーランスという働き方に興味があるけどまず押さえておきたいことは何か気になる
という悩みに答えます。
本記事の内容
◆そもそもフリーランスって何?
◆フリーランスはどうやって仕事を得ているのか?
◆フリーランスのなるために必要なこと
◆なぜフリーランスになりたいのか?
この記事を書いている人
秀でたスキルがあったわけではありません
でも何とかやってきました
周りにもフリーランスの人が多くいます
近年、フリーランスという働き方が知られるようになってきました。会社員という働き方だけではなく、多様な働き方が注目されています。
・会社から独立してもっと稼いでいきたい
・時間の使い方を自由にして自分なりのライフスタイルを確立したい
・主婦(主夫)で育児や家事をしながら空き時間を有効活用したい
・定年後もスキルを活かして働き続けたい
そうゆう話はよく聞くし自分も興味あるんだけど、何から始めていけばよいのか、そもそも自分に出来るのかという人もいるかと思います。
まずは取っ掛かりとして、フリーランスってどんなものなのか、筆者の体験やまわりのフリーランスの事例も踏まえて解説していきます。
そもそもフリーランスって何?
フリーランスとは、企業や団体に属さず、個人で自由に仕事を請け負う人のことと一般的に言われています。
個人のスキルや技術、経験や知見を提供し、その対価として報酬を受け取るという形になります。
フリーランスの職種は様々ですが、代表的な例を挙げると以下のケースがあります。
・エンジニア系(システムエンジニア、プログラマー、Webエンジニア等)
・クリエイティブ系(デザイナー、イラストレーター、ライター、カメラマン、動画編集等)
・インストラクター、トレーナー等
・専門コンサルタント、講師
・その他、営業や企画等企業活動のサポート
その他、ブロガーやユーチューバーとしてフリーランスで活躍している方もいます。
ちなみに私の場合は、「専門コンサルタント、講師」の分類に入ります。
人材・HR領域で、キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザー、就職支援関連の講師・カウンセラー
また企業の採用サポート(採用コンサルティング、採用実務代行)の分野です。
こうした専門分野の他、個別にWebサイトのライティング、企画書やプレゼン資料の作成等もやっていました。
フリーランスはどうやって仕事を得ているのか?
フリーランスが仕事を得るための一般的なケースを紹介します。
①企業等から直接依頼を受ける
クライアント企業等と直接契約して仕事の案件を受ける形になります。仕事の依頼を受けるには自ら企業に営業していかなければなりません。
②営業マネジメント会社から依頼を受ける
クライアント企業と直接契約するのではなく、仲介会社が間に入る形となり、こちらから依頼を受け契約します。仕事自体はクライアント企業の仕事となります。
仕事の営業自体は仲介会社が行いますので直接クライアント企業に営業することはありません。
ただし仲介会社に対して自分を売り込んで行く必要があります。
③フリーランス向けのサイトを通じて依頼を受ける
②と同様ですが、サイトは一般公開されていますのでサイトに登録をして、仕事案件に応募する形となります。
以上のようにフリーランスとして活動する上で、仕事を得るための活動は必須となります。
もちろん、企業にとって価値のあるスキル、技術、経験、実績、知見を持っていることが前提となります。
求められるレベルはクライアント企業によって、また価格帯によって異なるので一概には言えません。
ここで見逃せないのは、人を通じての仕事の紹介です。特に①②のケースでは自ら営業するだけではなく、知り合いから
「こうゆう案件があって出来る人を探している人がいるんだけど、どう?出来る?」
みたいな感じで紹介を受けることがあります。
このパターンは結構ありますし、フリーランスとして継続的に仕事を受注する意味でも重要だと思いますね。
フリーランスのなるために必要なこと
会社員でしたら毎月決まった給料が振り込まれますが。フリーランスはそうはいきません。
自分自身で仕事を発注してくれる先(クライアント)を見つけていかなければなりません。
しかも継続的に稼いでいかなければなりません。
まずはこの覚悟が必要となります。
何もないゼロの状態からいきなり安定的に稼げる状態を作るのは簡単なことではありませんが、実際にフリーランスになった人はどのように始めているのでしょうか。
フリーランス向けのサイトで案件を探すという手段がありますが、まだフリーランスとしての実績もない中で受注につながるかどうか不安ですよね。
実際、全く見ず知らずの人に仕事を頼むかというと、なかなかそうは行かないのが実情です。
また仮に仕事を受けたとしても相手が期待する成果を出せるかどうか不安ですよね。
いきなりゼロから始めるのではなく、会社員の時に仕事を発注してくれる人(企業)、また仕事を発注してくれる人に繋がる人脈の目星を付けておきたいところです。
会社員時代に自分が担当していた取引先にフリーランスになった後、直接取引することはトラブルの原因になる可能性があり注意が必要です。
この点についての詳細はまた別の機会で書こうと思います。
ということはまずは会社員時代にいかに社外の人脈との繋がりを持つかということが重要になってきます。
取引先や協力会社からの紹介、社外の勉強会や交流会等によって人の輪は広がっていきます。
こうした機会を逃すことなく地道に活動することが大事だと思っています。
ただ、最初から自分が仕事をもらうことだけ考えて付き合っていると、なかなか上手くいかないことが多いような気がします。打算的な考えが見えてしまうと相手も引いてしまうことが多いようです。
「自分がやっていきたいこと、目指すこと」「それを裏付ける今までの実績等」を是非発信していきたいところですね。
きっとどこかに共感してくれる人が現れるはずです。
私自身もそうですし、私の周りのフリーランスもそうですが、会社員時代に下地というか基礎を作っている人が多いようです。
私のフリーランスのスタートは、会社員時代に知り合った、既にフリーランスで活躍している人が仕事の領域を広げたいということで、仕事の一部を手伝うところから始まっています。
既に会社員時代に契約の話をまとめており、比較的スムーズに始めることが出来ました。
やはりポイントとなったのは、これから始める仕事についての考え方や価値観がお互い共感できるということ。
何度もラフな議論を重ねてお互い共感できることがあったからこそ、最初の一歩をふみだせたのではないかと思います。
なぜフリーランスになりたいのか?
そもそもなぜフリーランスを目指すのか、自身の中でしっかりと整理しておいた方が良いと思います。
実際にフリーランスとして活動するにあたって、何のためにフリーランスになるのかという目的意識がしっかりあれば、仕事へのモチベーションが保つことが出来ます。
また苦難に遭遇した時もそれを乗り越えていく、また自分を納得させる大きな要因となるからです。
ちなみに私の場合は、やりたい仕事に特化したいということがありました。企業という組織に所属している限り、自分のやりたい仕事だけやるというわけにはいきません。
若気の至りで単なるわがままですね。
でもその時はそうしたかったのです。
自分の裁量で自分の仕事を自由に決める、それを徹底したかったというのがフリーランスになった動機、かつ目的でした。
「自由」であること、これが最優先だったわけです。
フリーランスになった方の例で言うと以下のケースがありました。
・自分の仕事は自分で決めたい
・やりたいことがある
・自分がやればもっと稼げるはず
・場所を問わず働く環境を手に入れたい
・そもそも組織が合わない 個人でやっていきたい
・自分の力を試したい、会社の私に対する評価が低すぎる
・知り合いのフリーランスに刺激を受けた。自分もそうしたい
・主婦で空いた時間を有効活用したい
・プチ起業みたいな感じで自分で稼ぎたい
このようにフリーランスを目指す動機や目的は自分自身の価値観と密接に結びついていると感じています。
この動機や目的が、全ての原動力になっていると思うのです。
だからこそ、「なぜフリーランスになりたいのか?」ということを自身の中でしっかりと確立することをお勧めします。
10年のフリーランス歴の中で、クライアント企業や知り合いの方から「ウチに来ないか、もちろん正社員で」「そろそろ落ち着いたらどうだ」と言われたことが何度かありました。
条件が良いのもあり、また調子が悪い時など正直グラッときましたがやっぱり自由な働き方を目指すという原点に立ち返ってなんとか今に至ってます。
正直、この選択が本当に正しかったのか分かりません。
でもフリーランスに拘ってよかったのかなと思ってます。
まとめ
それでは最後に今回のポイントをまとめておきます。
① フリーランスとは、企業や団体に属さず、個人で自由に仕事を請け負う人のこと
② フリーランスとして活動する上で、仕事を得るための活動は必須
③ 会社員時代にいかに社外の人脈との繋がりを持つかが重要
④ なぜフリーランスを目指すのか、自身の中でしっかりと整理しておくべき
他にもフリーランスに関連した記事がありますので、あわせて参考にしてみてください。
今回は以上となります。