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フリーランスのメリット・デメリットについて、歴10年以上の筆者がリアル解説

※当サイトはプロモーションを含みます

・フリーランスを目指そうかどうか考えている
・フリーランスを目指して今は情報収集をしている
・フリーランスのメリット、デメリットを知りたい

このようなお考えの方向けに私の実体験を踏まえてヒントをお伝えします。

本記事の内容

◆フリーランスの稼ぎ方、働き方

◆フリーランスで良かったこと(メリット)

◆フリーランスで苦しかったこと

この記事を書いた人

KyoLive
KyoLive
人材・HR領域でフリーランス歴10年
フリーランスとして10年ちょっと生き延びてきました。
この間、苦しい時もありましたが何とか乗り越えてきました。
今まで関わってくれた一人ひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。


 

最近、働き方改革が叫ばれる中で、個々人でも自身の働き方を改めて考えてみようという機運が高まっているのを感じます。

フリーランスという働き方が注目されてきており、また企業の方も事業や業務の外注化という流れも進んでいます。

そんな中でフリーランス向けに、仕事情報を配信するサイトも出てきたりするなど今後フリーランスという働き方は広がっていくと思います。

・フリーランスに興味があるけど実際どうなんだろう
・ネットで色々調べているんだけどイマイチよく分からない
・今一歩踏み出せない

何ていう方向けに、とりあえずフリーランスとして10年以上生き延びてきた筆者が実際の体験を元に現状を語っていきたいと思います。

フリーランスに向けて一歩踏み出すための参考になれば幸いです。

フリーランスのなり方、始め方については以下の記事で解説していますので、併せてご覧ください。

フリーランスのメリット・デメリット:稼ぎ方、働き方

一口にフリーランスと言っても、その働き方は様々です。私自身もフリーランスとして様々な形態を経験してきました。

形態によって感じるメリット、デメリットが変わってきます。

まずは様々な働き方のパターンを見ていきたいと思います。

会社との業務委託(常駐)

一つの会社に特化して業務委託契約する、または複数の会社と業務委託契約をするというパターンです。

基本的に委託先企業に常駐して業務を行いますので就業時間は社員の方と同じパターンが多いです。

ただし、勤務時間については契約時に協議してお互い合意しておけば、比較的自由に設定することも出来ます。

また業務内容もあらかじめ契約時にきっちりと決めておけば、その業務に特化することが出来ます。

この働き方は色々成約もありますが、報酬については契約期間内でしたら毎月安定的に得ることが出来ます。

会社との業務委託(非常駐)

プロジェクトごとの契約が多いですね。企業のある事業のプロジェクトにメンバーとして参加するという形です。

例えば企業の新卒採用のプロジェクトで、就職サイトの運営を中心とした母集団の形成から説明会への誘導、説明会の運営等担当する業務内容を取り決めて実行していくという感じです。

プロジェクトのスケジュールは企業と取り決めますが、プロジェクトが円滑に進む範囲であれば、時間的には自分の都合を反映させることが可能です。

プロジェクト型の報酬については、業務ごとに報酬料を決めていくケースと、成果に対しての報酬というケースのどちらか、または両方のパターンがあります。

一つの仕事毎の業務委託

ある特定の仕事についての業務委託となります。

例えば、就職相談、面接指導、応募書類添削、面接代行、説明会運営等業務ごとの契約です。

企業との協議にもよりますが、比較的自分の都合に合わせてスケジュールを組むことが出来ます。

報酬については業務一件毎に金額が決まっているケースが多いです。

単発で受注する仕事

その名の通り単発の仕事です。

今まで行った例としては、企画書作成、資料作成、Webサイトの原稿作成等です。

こちらは納期をしっかりと守ることが前提で、その範囲内では時間の使い方は自由です。



以上、私が経験したフリーランスとしての働き方のパターンでした。

上記のパターンを組み合わせて、日々活動していました。

フリーランスとして、仕事を得る方法については、以下の記事で詳しくふれています。

こちらもご参照ください。

それでは、こうした活動を通じて感じたフリーランスのメリット、デメリットを紹介します。

フリーランスのメリット:良かったこと

感じ方や価値観は人それぞれだと思います。あくまで私のケースということで紹介します。

今回は5選に絞っていきたいと思います。

時間の使い方を自分で決めることが出来る

これが一番大きいと思っています。自分のライフスタイルに合わせてスケジュールが組めるということに一番の幸せを感じています。

私は海外旅行が好きなのですが、年に数回オフピーク時等料金が安い時に2週間程の日程で効率的に海外旅行にいけるのもフリーランスならではですね。

でもまだまだ物足りない、もっと長い期間自由に海外で過ごすことを目指して、働き方を追求していきます。

仕事の選択が出来る(断る事が出来る)

あまり稼げないうちは難しいですが、仕事の選択ができるというのが大きいです。

・一緒に仕事をしたいと思える人とパートナーを組みたい
・自分の仕事に対するコンセプトに沿った仕事がしたい
・自分のスキルを積み上げることが出来る仕事がしたい

という気持ちがあるので、それに正直になれるということがいいですね。

また複数の仕事を掛け持ちするような形になると、仮に一つの仕事がなくなったとしてもリスク分散しているため全く仕事がなくなるという最悪の事態は回避することが出来ます。

自分の行動にいちいち他者の許可・承認がいらない

基本的に自分に決定権があるということは仕事に対するモチベーションという意味でも、仕事を楽しめるという大きな意味でも重要なことだと思っています。

余計なストレスがない

会社員時代は組織の中で余計なストレスを感じることがありました。

仕事以外のところで社内の人間関係に気を気を遣ったり、上司からの変なプレッシャー等ですね。

当時はそれほど大きなストレスと感じていませんでしたが、今から振り返ると無駄なストレスだったと思います。

また満員電車の通勤ラッシュは極力避けるように出来たのでその点のストレスから解放されたのも良かったと思います。

あまり無駄がなく仕事が出来る

会社員時代は管理職としても仕事をしていましたが、とにかく社内向けの資料作成や無駄じゃないかなと思われる会議等、そのようなものから解放されたのも良かった点です。

あと会社員時代の社内の飲み会もそうですね。

有意義な飲み会もたくさんありましたが、思い返してみると無駄なものも多かったように思います。


以上、フリーランスのメリット5選を紹介しました。

この他にも色々あるんですが、特に自身のマインドの部分の変化もメリットに感じています。

仕事に対するスタンスライフスタイルお金の使い方人付き合い等が変わってきました。

こららはまた別の機会に書いていきたいと思います。

フリーランスのデメリット:苦しかったこと

デメリットについてもあくまで私の経験からくる個人的な主観ですが、5選を紹介します。

収入が安定しないことがある

会社員時代のように決まった金額が毎月振り込まれるということはありません。

基本的に取引先は自分で見つけていかなければならない訳で、この活動を怠ると一気に窮地に追い込まれます。

また今まで継続的に仕事を受注していたとしても、取引先企業の都合で事業やプロジェクトが中止という場合も起こりえます。

急に仕事がなくなるという事態も経験してきました。

自分の責任でなくても外的な要因でいくらでも起こりえることです。

もしもの時の対策については、以下の記事で解説しています。

自己管理は相当意識する必要がある

比較的自由で、基本的に誰かの管理下に置かれることのない状況の中では、全て自分で自己管理をしなければなりません。

自分でルールを決めてそれを守っていく、継続していく必要があります。

これをデメリットと言うか判断が分かれるところですが、この部分をある程度しっかりやっていかないと続かないのではないでしょうか。

交渉ごとは全部自分でやらなければならない

営業から始まり、契約金額の交渉等結構自分にとってはタフな作業でした。

例えば、業務を遂行した後に入金が滞る企業がありました。払うつもりがないのかという不安に駆られつつもそのままで終わらせることはできません。

また契約時に業務内容の範囲等かなり細かいところまで詰めていかないと後々トラブルになるケースもあります。

この点、初めのうちは自分にも甘いところがあって結構「なあなあ」でやっていたことがあり、後ほど揉めて結局喧嘩別れしたこともありました。

でも逆に交渉力が身についたというメリットもあります。

スケジュール調整が難しい時がある

基本的に体は一つしかないので、自分自身が動ける時間は限られています。

・自分自身が動かなければならない仕事(時間拘束がある)の場合

・複数の仕事の案件が同時期に発生しそうな場合

このような状況で、契約のタイミングを誤ると本来やりたかった案件を逃してしまうことがあります。

一度OKした仕事は後で断ると信頼を損なうことになりますので、そのあたりの調整が難しいですね。

そのような時は誰かに仕事を振る体制を作っていればいいのですが、基本的に自分がやるというスタンスだと難しいことがあります。

足を引っ張られることがある

デメリットかどうかは微妙ですが、同じような業界で同じような仕事をしている人は他にもいます。

これは私の反省ですが、どうしても同業の仕事仲間と勉強会とか交流会とかで言葉は悪いですが、群れてしまいがちです。

情報共有という意味はありますが、こうしたコミュニティの中ではメンバーの中で様々な感情が交錯します。

何かのきっかけで悪い噂を立てられたり、こうした足の引っ張り合いも起こることも事実です。

またコミュニティ内でメンバーに気を遣ったり変な忖度をしたりということで仕事の機会損失もあります。

ある程度距離を取って、割と孤独な感じで自分の仕事に向き合うということが必要かもしれません。

フリーランスのメリット・デメリット:まとめ

以上、フリーランスのメリット、デメリットについて書いていきました。

結論から言うと、メリットの方が比重が大きいです。

自分の価値をどこにおくか、この点が重要だと思います。

私の場合は、自由を感じられること自分の時間の使い方は自分で決める、ということです。
これが何よりも最優先なことでした。

ちょっとだけかもしれませんが、自分の人生を生きているという感覚が持てました。

まだまだですが、追いかけるべき理想な働き方、生き方の第一歩を踏めたことが大きいと思っています。


フリーランスを目指すにあたって、後押ししてくれた言葉がありました。

参考までに以下の記事もよろしければご覧ください。

今回は以上となります。

② 仕事の選択が出来る(断る事が出来る)

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