・このまま会社員のままでいいのか?フリーランスという働き方に興味があるが、向き不向きはあるの?
・フリーランスになるために必要な資質などはあるの?
・フリーランスで働く上で大切なことをざっくり知りたい
このような不安や疑問にお答えします。
本記事の内容
◆フリーランスとは何か?その魅力
◆フリーランスになるために必要なスキル
◆フリーランスに向いている人の特徴
◆フリーランスになる前に知っておくべきこと
◆フリーランスと社会保険、税金の関係
◆フリーランスの生活習慣
◆フリーランスという働き方を実現する道筋
この記事を書いた人
会社員歴は17年程ですが、その後フリーランスとなりました。
いきなり独立というよりは、最初は複数の企業と業務委託という形で企業に所属していましたので、働き方としては限りなく会社員に近い状況でした。
次第に企業の所属という形から独立色を強めていって現在に至ります。
フリーランス歴10年の間に紆余曲折ありましたが、何とか継続してやっています。
最近は働き方の多様化が広まり、フリーランスという働き方や副業などが注目されるようになってきました。
現在会社員として勤めている方の中にも、一瞬「このままでいいのか?」とふと思ったことがあるかもしれません。
ひと昔前でしたら、企業に所属していることが安定した生活の証と言えました。
ところが近年ではそうとも言い切れなくなってきたのではないでしょうか?
会社組織に依存することが、実はリスクを伴うということを認めたくはない一方で、現実の問題として自らに降りかかってくるかもしれないということに薄々気づいているかもしれません。
新しい働き方に興味があるけど実態がよく分からず、具体的なアクションまではいかないというケースも多いようです。
今回は、フリーランスという働き方について、どんな人が向いているか?この働き方に必要なことなどをざっくりまとめた記事になっています。
本記事を最後まで読んでいただき、新しい働き方に向けて素直に前向きな気持ちになれたら、フリーランスに向いている可能性が高いです。
フリーランスとは何か、その魅力
フリーランスとは、個々の専門技能や知識を活かして、特定の企業に属さずに独立して業務を遂行する働き方のことを指す言葉です。
近年増加傾向にあるフリーランスという働き方は、自由と自己表現の場を広げる魅力ある働き方であるといえると思います。
ここでは、フリーランスの具体的な定義と、そのメリット・デメリットについてざっくりと考察していきます。
フリーランスの定義
フリーランスは一般的に、一定の雇用者を持つことなく、個々のスキルや知識を活かして独立して仕事を行う人々のことを指します。
これは、正規雇用とは違って、具体的な労働時間や労働場所が固定されていない働き方と言えます。
つまり、何を仕事にし、どこで働くか、いつ働くかは自分自身で決めることができるのです。
そのため、独立した個人事業主として自分のビジネスを始めたり、複数のクライアントと契約して仕事をしたりすることが可能です。
また、専門分野が特定の職業の場合には、そのスキルが高く評価され、一定の成果を上げることが期待されることが多いです。
フリーランスのメリット
フリーランスの最大のメリットは、何と言ってもその自由度の高さです。
柔軟なスケジュール
自分のスケジュールを自由に管理できるという点が挙げられます。
これにより、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなり、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
自由な時間を活用して、自己投資や新たなスキルの習得など、自己成長にも繋がる可能性もありますね。
仕事を選択できる
自分のやりたい仕事を選択できるという自由もあります。
雇用者からの指示ではなく、自分の意思で仕事ができるということですね。
自分の専門領域や得意分野、興味のある分野を自分の意思で選択できるという魅力があります。
会社員特有のストレスからの解放
会社という組織の中で働いていると、様々なストレスがあります。
上司や周りの社員との人間関係、自身の評価に対する不満や会社の命令一つで配属先や勤務地が決まり、自分の意に沿わないケースなど。
このようなストレスの要因は、フリーランスになることで取り合えず解放されることになるでしょう。
自分のキャリアの方向付け
自分が興味を持つプロジェクトやクライアントを自由に選べるため、自分のスキルやキャリアを自身が望む方向に高めていくことができます。
また様々なプロジェクトや業務に携わることで、幅広いスキルと経験を身につけることができます。
これは、将来的に自分の価値を高めることにつながります。
固定の雇用者に依存することなく、自分のスキルや経験の幅を最大限に活かすことができる点は魅力ですね。
収入のコントロール
フリーランスは自分のスキルや時間に応じて収入をコントロールできます。
価値の高いスキルを持っていれば、それに見合った報酬を得ることが可能です。
私がフリーランスになって感じているメリットは上記全て当てはまりますが、特に「選択権が自分にある」ということですね。これが最も価値ある事じゃないかと思っています。
フリーランスのデメリット
しかし、フリーランスの働き方にはデメリットも存在します。
具体的には、収入の安定性の欠如と、仕事を獲得するための責任とリスクがあることです。
収入の不安定性
フリーランスは定期的な給料が保証されていません。
クライアントの需要や市場の状況によって収入が変動するため、安定した収入を得ることが難しい場合があります。
保険や福利厚生の欠如
企業に所属している場合は、健康保険や年金、その他の福利厚生を提供されることが一般的ですが、フリーランスではこれらを自分で管理しなければなりません。
仕事の不確実性
フリーランスは次の仕事がいつ来るか、または来るかどうかが不確実です。
一定のクライアントを維持し、新しい仕事を探すことは、継続的な努力が必要です。
自己管理の必要性
時間管理、プロジェクト管理、財務管理など、全て自分で行わなければならないため、自己管理能力が非常に重要になります。
社会的な孤立
フリーランスは一人で仕事をすることが多いため、職場の同僚との交流やチームワークの機会が少なく、孤立感を感じることがあります。
仕事と私生活の境界の曖昧さ
自宅で仕事をする場合、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。
これにより、仕事と生活のバランスを取ることが難しくなることがあります。
上記デメリットを挙げましたが、やはり収入が不安定な点が大きいですね。私自身、過去に危機的な状況を経験しましたが、何とか乗り切ってきました。このような経験から学ぶことも多く、危機対応力が身についたと思います。
フリーランスのメリット・デメリットについては以下の記事で詳細を解説しています。
併せてご覧ください。
[st-postgroup html_class="" id="777" rank="0"]フリーランスになるために必要なスキル
フリーランスとは、自身の技術やスキルを活かして独立・自立し、自分のペースで働く仕事形態です。
しかし、そこには確かな力が求められます。
結果を出すためには、クライアントやプロジェクトのニーズに適応する技術力、他者に自分の価値を理解してもらうための営業力、多様な担当事項を円滑にこなすための時間管理能力が必要となります。
これからその詳細について述べていきます。
スキルや専門知識の向上
フリーランスとして成功するためには、高度なスキルや専門知識が不可欠です。
これは競争力を維持し、クライアントから信頼を得るための基盤となります。
また、より具体的なスキルや知識を身につけることで、より高い評価を得たり、より大きなプロジェクトを担当できるチャンスが広がります。
そのため、自身の専門領域を深く理解するだけでなく、新たなスキルや知識を持続的に身につけ幅を広げていくことが重要となります。
常に継続して学び続けること、また自身の仕事についても改善を重ねてブラッシュアップしていく必要があります。
スキルや専門知識を得るために、常に継続して勉強して進化していく意識は必要だと思います。なぜならば仕事上の競争相手となる方々も常に自身をブラッシュアップするため努力されているからです。競合の中で如何に自分の専門性やその分野でのポジションを確立していくかが、フリーランスとして生き残っていけるかどうかのカギとなりますよね。
営業力の重要性
フリーランスとしての営業力は、自分自身をマーケティングする能力とも言えます。
ビジネスの世界では、自分自身のスキルや経験を上手く売り込むことがとても重要です。
特に、フリーランスであればあるほど、何が専門領域で何を得意とし、どのようにクライアントの課題を解決できるかを積極的に発信していかなければなりません。
営業マインドを持って常にクライアントを開拓していかなければなりませんね。
そのために、積極的な人的ネットワークを構築していく必要があります。
さらに適切なプレゼンテーションスキル、人間関係を効果的に構築し信頼を得るコミュニケーション能力などが大切となります。
会社員時代に営業を長年経験していたことが少しは役立っているのかなと思います。(決して得意ではありませんでしたが。。)別にトップ営業マンでなくても、ガツガツしていなくても、営業マインドがあれば、そこはあまり問題ないと思っています。私の場合、もちろん営業もしますが、どちらかというと今まで所属していた会社の仕事仲間や仕事を通じて知り合った人的ネットワークから仕事を得るケースがほとんどです。
時間管理能力の必要性
フリーランスでは自分の時間を自由に使うことができます。
しかし、それは同時に、仕事の進行状況を自己管理する責任も伴います。
プロジェクトの納期期限やクライアントの要望を確実に満たすためには、効果的な時間管理が必須です。
これには、一日のスケジュールを設定し、タスクの優先順位を設定し、集中力を保つためのON-OFFの時間を効果的に設けるなどのスキルが求められます。
会社員の経験があれば、基本的な時間管理や納期意識は当たり前のことですね。逆に言えば時間管理ができなければアウトでしょう。むしろ仕事を抱えすぎて無理なスケジュールにならないように調整することが必要ですね。
フリーランスに向いている人の特徴
以上、解説してきたようにフリーランスという働き方は、自由度が高いというメリットがありますが、一方で自己管理が求められます。
そのため、その働き方は人によっては向き不向きがあるようです。
では、具体的にどのような特性や能力を持つ人がフリーランスに適しているのでしょうか。
フリーランスに適している人の主要な特徴として、自分で仕事をつくる能力、自己管理能力の高さ、そして「稼ぐ」と「仕事を楽しむ」のバランス、これら三つを挙げることができます。
自分で仕事をつくる能力
通常の会社員であれば、上司や会社から与えられた業務をこなすのが主な仕事になりますが、フリーランスとなると状況は変わります。
自分で仕事を見つけ、自分で仕事をつくる能力が必要となります。
加えて、クライアントを見つけ、交渉し、不確定な収入を安定させるためのマネジメント能力も求められます。
この能力が無ければ、フリーランスとして生き抜くことは非常に困難となります。
また、自分で仕事をつくる能力が高い人は、自身の能力を最大限に活かして仕事をこなすことが可能となり、それがまた新たな仕事を生み出す可能性につながります。
「仕事は与えられるものではなく、自分でつかむもの」というマインドは絶対に必要だと思います。そのためにも自分は何が専門で何ができるのか?ということを発信し続ける努力は必要ですね。必ずしもガツガツしていなくても、どうしたら次の仕事につながるか?ということを常に意識しておくことだと思います。
自己管理能力の高さ
フリーランスとなれば、自身の時間管理や仕事の進捗管理は全て自己責任です。
自分自身でしっかりと計画を立て、その計画通りに行動できることが求められます。
一度スケジュールが遅れてしまうと、それがクライアントへの信頼を失うことに繋がります。
そのため、自己管理能力が高い人は、スケジュール管理が得意で、自分自身の進捗や時間管理をきちんとすることができます。
その結果、フリーランスとして多忙な日々を送りながらも、クライアントからの信頼を得られ、収入にも繋がるのです。
仕事を発注しているクライアントからすれば、「忙しいから」「体調が悪い」「家庭の事情」とか、そんなことはどうでもよいことで、仕事を高いレベルで納期までに完結するかどうかが問題なんだということ。そのために仕事をきっちりやりきるための自己管理能力は必要で、これが不十分だとあっさり仕事がなくなることを考慮しなければいけません。
「稼ぐ」と「仕事を楽しむ」のバランス
フリーランスには定期的な安定した収入がないため、一見、お金に対して貪欲である方が良さそうに見えるかもしれません。
絶対条件として稼いでいかなければなりませんし、ビジネスですのでお金は重要です。
しかし、仕事をする上でお金のみを重視していると、その姿勢が相手に伝わるとお互い良い仕事ができないというケースがあります。
必要以上にお金に固執すると、クライアントとの関係性を損ねることにもなりかねません。
そのため、お金を大切にする一方で、無理な要求をしない、あるいは仕事に対する真摯な姿勢をもつことが求められます。
自分の仕事に意義を見出し、楽しんで仕事をすることが大事だと思います。
仕事を楽しんでやっている人の元に人は集まると思いますので、そのほうがビジネスが上手くいきますね。
お金だけでなく、納得のいく仕事を求めてフリーランスになることで、自分自身のスキルアップやブランディングにも繋がります。
ビジネスですので、もちろんお金にはこだわります。でも優先されるのは自分にとって面白い仕事がどうか?楽しめるかどうか?ということで、結果的にお金がついて来るということだと思います。綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、本心からそう思っています。
フリーランスになる前に知っておくべきこと
これからフリーランスになることを検討している貴方へ。
フリーランスには、一見すると自由な働き方と引き換えに様々なリスクが伴います。
収入の不安定さや自己管理の難しさ、仕事の確保の困難さなど、認識しておくべき点は多いです。
ここでは、より良いフリーランスライフを送るために知っておくべきリスクや収入についての不安定さ、仕事を得る手段について解説します。
リスクとの向き合い方
会社員と比べると、フリーランスという働き方にはリスクが伴うということは認識しておいた方がよいです。
会社員であれば、毎月月末には安定して給料が銀行口座に振り込まれます。
また病気など健康に問題があった場合、有休をとって休むことができますね。
休んでいる間は、他の社員がフォローしてくれることで、仕事自体はきちんと回りますので、大きな支障はないケースが多いと思います。
このように、自分自身の生活を立てる上でも、会社が守ってくれるわけですので、安心して毎日を過ごすことができます。
フリーランスの場合は、そうはいきません。
何らかの理由で仕事を失うことがあれば、収入が途絶えてしまうこともあります。
また、健康問題や事故などにより一時的に働けなくなるリスクもあり得ます。
体調不良などにより、決まっている仕事に穴をあけてしまった場合、クライアントからの信用問題に発展しかねません。
自分の代わりに仕事をしてくれる人はいないということは意識しておいた方がよいと思います。
フリーランスをやっていると、「まさか、こんな事態になるとは?」ということに遭遇します。でもそのような経験を積み重ねていくと、そこから学習することで、リスクを回避する知恵がついてきます。
収入の不安定さ
フリーランスの最大のリスクは収入の不安定さです。
多くのフリーランスは、請け負っている仕事によっては毎月安定した収入があるとは限らない、月によって収入が増減することがあります。
また、契約している企業が経営不振などに陥ると、請け負っている仕事が急にストップすることがあったり、また予定の報酬の支払いが滞ったり、または支払われないということもあります。
また会社の事業方針の変更によって、請け負っているプロジェクトが中止になることもあるでしょう。
このように、思わぬ事態により急に収入がなくなる可能性がなきにしもあらずです。
これは相当なプレッシャーとストレスフルな状況を生み出します。
この問題を克服するためには、収入源を複数持つことが有効ですね。
特定のクライアント1社に絞った契約ではなく、複数のクライアント、プロジェクトを並行してリスクを分散するのが理想的ですね。
さらに、自分の専門領域でフリーランスとして働く一方で、アルバイトのような仕事、あるいは自分のスキルを活かした副業を持っておくこともリスク管理として考えておいた方がよいでしょう。
私の場合は、最低でも4〜5つのクライアントの仕事のプロジェクトを同時に進めるようにしています。さらにリスクヘッジとして、隙間の時間にはアルバイトも入れたりしています。
万が一の危機的な状況の対処法については、下記記事で私の体験を踏まえて解説しています。
[st-postgroup html_class="" id="1380" rank="0"]仕事を得る手段
仕事を得る能力はフリーランスの成功に直結します。
まずは自分のスキルや経験を活かして他の人に価値を提供することが重要です。
クライアントが求めるものを理解し、それを満たすことができるかが問われます。
また、定期的に自己をアピールすることも重要です。
自身のスキルや実績をアピールすることで、クライアントに信頼性を示すことができます。
仕事を得る方法として、まずは自分自身の人的つながり(コネクション)から得るという手段があります。
知り合いの同業者や以前所属していた会社の仲間、また仕事上で知り合った人などです。
さらにオンラインサロンや交流会などを通じて知り合う人から仕事を得るというケースもあります。
情報を共有したり、互いに協力したりすることで、新しい仕事の機会を引き寄せることができます。
最近は、フリーランス向けのフリーランスエージェントやクラウドソーシングサービスを利用することも仕事を得る手段として有効です。
私の場合は、ほぼ人的つながり(コネクション)で仕事を得ています。過去に在籍していた会社の仲間や、一緒に仕事をしたことがある取引先の人たちです。いつ、どこで人と人がつながるか分からないものです。
フリーランスが仕事を得る方法については、下記の記事を参照してください。
またクラウドソーシング等Web上で仕事案件を見つける方法については、以下の記事で解説しています。
フリーランスと社会保険、税金の問題
フリーランスとして働くためには、さまざまな社会保険制度や税金について理解して、法律を遵守することは絶対に避けては通れません。
会社員であれば社会保険や税金の手続きは会社が行ってくれますが、フリーランスの場合はを自分で確定申告をしなければなりません。
また会社員の場合は、社会保険は会社が半分負担しますが、フリーランスの場合は全額を自己負担する必要が出てきます。
社会保険、税金の手続きは、全て自分で行わなければなりませんので、慣れないうちは結構大変だったりします。
税金を自己申告する方法
フリーランスとして課される税金は主に所得税と消費税、この2つが重要です。
所得税は年間の総収入と必要経費を計算し、差額が課税対象となります。
消費税は、サービス提供などで得た売上に対して課されます。
年に一度、専用の納税申告書を使用して税務署へ提出します。
最初は複雑に感じるかもしれませんが、実際には入出金を明確に記録し、適切な項目に振り分けて計算するだけです。
そのため、毎日の事業管理をしっかりと行っていれば、大きな問題にはならないでしょう。
社会保険との付き合い方
フリーランスは、一部の例外を除き、全員が国民健康保険と国民年金の対象者です。
これらの社会保険料は自己負担となり、毎月市区町村役場に納付します。
また、一定の所得を超えると社会保険の範囲が広がり、厚生年金や雇用保険の対象となることもあります。
保険料の計算は難しく、料率変更もあるため、確定申告の際には金額をしっかりと確認することが求められます。
また、収入が少ない方は割引制度がありますので、各自治体の窓口で確認しましょう。
節税対策として知っておくべきこと
フリーランスにとって節税対策は、生きていくうえでも重要な戦略の一つです。
節税について、しっかり知識を学んでおく必要があります。
具体的な対策としては、まず必要経費の適正な計上が挙げられます。
事業に必要な経費は一定の範囲内で経費計上が可能です。
これには通信費や交通費、書籍購入費などが含まれます。
また、自宅を事務所とする場合は家賃や光熱費の一部も計上できる場合があります。
また、最近では確定申告の外部委託や税務コンサルタントを利用するフリーランスも増えています。
専門的な知識を持つ人に任せることで、節税対策をより進化させることが可能です。
自分の収入やライフスタイルに合わせた節税対策を練ることで、より自由で豊かなフリーランス生活を楽しむことができるでしょう。
フリーランスの生活習慣
会社員の時は、就業時間や休日休暇がしっかりと決まっていることもあり、自然と日々の生活習慣が確立されてきます。
また何か悩みや不安があったりしても、周りに相談できる環境があると思います。
また、自身の健康に関しても、定期の健康診断など会社が気を配ってくれます。
フリーランスとなると、仕事をする時間帯がバラバラだったり、また思っているより周りの人に頼ることが出来なかったりします。
フリーランスという働き方は比較的自由ですが、その裏返しで自分自身で仕事や生活面まですべて管理しなければなりません。
バランスをうまくとりながら、自分自身に合った生活習慣を確立することが求められるのです。
健康管理と仕事のバランス
フリーランスとして健康を維持するためには、自己管理が本当に重要です。
特に健康状態は仕事のクオリティに直結するため、食事や睡眠のリズムが大きく影響します。
万が一、健康上の問題で決まった業務を遂行できないということもあるかもしれません。
そのため、常に健康を意識して無理をしない習慣や、栄養バランスの取れた食事と質の高い睡眠を心掛ける必要があります。
仕事とプライベート時間の管理や、適度な息抜きなども必要ですね。
会社員であれば、定期健診など自身の健康状態をチェックできますが、フリーランスとなれば自分自身で管理していかなければなりません。
常に健康が維持できる生活習慣を確立していきましょう。
フリーランスで仕事をする以上、仕事に穴をあけることはできません。体調不良は理由になりませんので、健康管理には人一倍気を使っています。睡眠時間の確保や暴飲暴食をしない(会社員時代は朝まで飲んで、そのまま仕事に向かう生活を繰り返していました)など、基本的なことを心がけています。
メンタルヘルスの重要性
フリーランスになると分かりますが、意外と人と接する機会が少なかったり、黙々と一人で仕事をする機会が多いというケースがあります。
会社員の時は気軽に周りの仕事仲間に相談できたかもしれませんが、フリーランスではそうはいかないこともあります。
思っているよりは、孤独を感じることが多いと思います。
不安や悩みなどを他の人と共有したり、話を聞いてもらうなど相談する機会が少ないのです。
孤独耐性が低い人だと、結構きついメンタル状態になることがあるかもしれません。
こうした状況を理解した上で、自身のメンタルヘルスを自分で管理していく必要があります。
ストレスや不安を抱え込まないように、適度な休息やリラクゼーションを取り入れ、思考をリセットする時間を設けることが大切です。
さらに、仕事関係や仕事以外のプライベートの場面で、自分に合ったコミュニティに属するなど、他の人と交流する機会を作っていくとよいと思います。
安定したメンタル状態を保ったうえで仕事がデキるよう、自身の生活習慣を確立していきましょう。
私の場合は孤独耐性が強いため、あまり人と交流しなくても苦になりません。むしろ一人で黙々と仕事をするほうが心地よく合っていると思っています。これはフリーランスになってから気づいたことです。孤独耐性はフリーランスの向き不向きに大きく影響するでしょう。
家族やパートナーとの関係
フリーランスは、自由な働き方でありながらも、家族やパートナーへの影響を無視することはできません。
仕事とプライベートの境界線が曖昧になりやすいため、家族やパートナーとの認識のズレが生じ、軋轢を生むこともあります。
そのため、きちんとコミュニケーションをとり、期待値や認識を合わせることが大切です。
また、仕事のストレスを家庭に持ち込まないように、仕事とプライベートを明確に分ける時間管理も大切となります。
互いの理解と協力のもと、フリーランスという働き方が家族やパートナーとの関係を深める一つの手段となるでしょう。
フリーランスという働き方を実現する道筋
はじめてフリーランスという道を選択した人たちが最初に必要とするもの、それは「成功への明確な道筋」でしょう。
「フリーランスとしての自由さと独立性」から得られる恩恵は大きいですが、同時に多くのチャレンジも待ち受けています。
そんな中で自分自身の役割を見つけ、適切なスキルを磨き、自分の価値を広げていくことが求められます。
誰もがフリーランスとして成功を叶えるための筋道を考えていくことが大事です。
成功の定義と目標設定
フリーランスとして成功を叶えるためにはまず、自分自身で「成功」をどう定義するのか明確にする必要があります。
その上で、成功している自分自身のイメージを具体的に描いていくとよいと思います。
成功の定義は人それぞれで、「豊かな生活」「自由な働き方」「目指すキャリア」「社会への貢献」など、求めるもの、実現したいことは異なります。
成功の定義を決めることで目標が具体的になり、何に向かって行動すべきかが明確になります。
次に、その目標に向けての具体的な計画を立てます。
長期的なビジョンと短期的なゴールを設定し、それに向けて進んでいくのです。
この計画は定期的に見直し、目標に到達したら新たな目標を掲げる、また場合によっては修正するなど柔軟に対応していくといいですね。
失敗を経験ととるマインド
誰もが何か新しいことに挑戦するとき、失敗を経験することもあるかと思います。
フリーランスとして成功するためには、これらの失敗を「経験」ととらえるマインドセットが必要です。
失敗を否定的にとらえてしまうと、挫折感に襲われ、成長のチャンスを失う可能性があります。
失敗を経験ととらえることで、それを自己成長の糧に変えることが可能になります。
何がうまくいかなかったのか、何が学べたのかを分析し、次に活かしていく。
この繰り返しにより、スキルや知識が少しずつ上達していきます。
継続するための方法
フリーランスとして成功するためには、自分自身の目標にコミットし続けることが最も重要です。
そのためには自己管理能力を高め、自分自身の時間やエネルギーを適切に管理する必要があります。
また、健康にも気をつけることが大切です。
体調を整えることは心身のエネルギーを高め、集中力を保つことにつながります。
そして、モチベーションを維持するためには、小さな成功を認識し、自己肯定感を維持することが最も重要です。
ソニーの創業者である井深大氏は「仕事の報酬は仕事」という言葉を残しています。
「仕事の報酬は、金でも地位でも名誉でもない。いい仕事をすれば、引き続きいい仕事、面白い仕事、自分のやりたい仕事が回ってくる」と述べています。
これが自己肯定感を得る一番の近道だと思います。
まとめ
フリーランスとして働くことの最大のメリットは、自由な働き方ができることです。
自分の時間を自分でコントロールし、自分だけのライフスタイルを設計することが可能になります。
フリーランスによる多様な仕事の姿が広がり、また、自分の得意とする分野で専門性を深め、価値を高めることができます。
働くことの目的が単に生計を立てることから、自己実現へとシフトしています。
ゆえに、フリーランスの未来は自己実現と幸せへの道のりであると言えるのでしょう。
社会や組織に隷属するのではなく、自ら「仕事」を選ぶ時代が到来しているとも考えられます。
つまり、より多くの人にとって「仕事の報酬は仕事」となる時代が到来していると言えます。
それでもフリーランスになるために実際に行動に移すとなると、不安がいっぱいですね。
私自身もそうでしたが、周りの人たちの後押しがあったというのが大きいです。
下記記事では、そんな後押しの例を紹介しています。
是非一歩踏み出していきましょう。
今回は以上となります。