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転職エージェントのメリット・デメリットとは?複数のエージェント運営に携わった筆者がぶっちゃけ解説

・転職エージェントのメリット・デメリットが知りたい。
・転職エージェントを利用してみたいけど、ちょっと不安。
・転職エージェントの内情に詳しい人の見解を聞きたい。

このような悩みにお答えします。

本記事の内容

◆転職エージェントを活用すべき理由(メリット)7選

◆転職エージェントの懸念点(デメリット)5選



この記事を書いた人

KyoLive
KyoLive
人材・キャリア領域でフリーランス歴10年
複数の転職エージェントにてキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーとして、求職者の転職サポートを行ってきました。

転職を考えているなら、転職エージェントの利用をお勧めします。

転職エージェントには転職サイトやハローワークにはないメリットがあるからなんです。

例えば、市場には出ていない優良な非公開の求人に出会える可能性があったり、企業HPや求人票からは見えない企業の内情を知ることができたり。

何よりも孤独になりがちな転職活動を、一緒に並走してくれるキャリアアドバイザーの存在も心強いですね。

今回はこうした転職エージェントを利用すべきメリットをまとめてみました。

ただ注意したいのはメリットだけではないということです。

利用するにあたって事前に確認しておきたい懸念材料(デメリット)も併せて紹介します。

デメリットについても事前に知っておくことでより効果的に転職エージェントを活用することができます。

私は複数の転職エージェントで求職者の転職サポートをやってきた経験があります。

キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーを兼ねており、求職者と企業のマッチングを成功させてきました。

転職エージェントの内部事情については割と知っている方だと思いますので、リアルな情報を以下記事にも反映させていきますね。

メリット、デメリットを理解した上で有効に転職エージェントを活用して転職を成功させてください。

転職エージェントを活用すべき理由(メリット)

転職エージェントを活用すべき理由(メリット)として代表的な項目をまとめてみました。

転職エージェントはたくさんありますが、どこも同様に以下のメリットを受けることが出来ます。

非公開の求人に応募が可能

転職エージェントを活用する際の最大のメリットは「非公開求人」の存在です。

「非公開求人」とは、転職サイトやハローワーク等には掲載されておらず、一般公募ではない求人のことを言います。

そしてこうした「非公開求人」は主に転職エージェントに存在しているんです。

「非公開求人」は、企業での特定のポジションの募集や必要な経験やスキルが限定的な募集、また新しい事業プロジェクトに伴う募集など求められる要件が細かく設定されているケースが多いのが特徴です。

そのため、企業は広く募集をするよりは、条件が合った人とピンポイントで接触したいということで、転職エージェントに求人依頼をするわけです。

上記以外でも、採用活動の効率化を図りたい、採用にかかる経費を調整したい、という理由であえて求人を非公開にして転職エージェントに求人依頼をするケースもあります。

転職サイトでなかなか良い求人が見つからなくても、この「非公開求人」にはより良質な求人が隠れている可能性が高いのです。

転職エージェントに登録をすれば、こうした「非公開求人」に出会う可能性が高いのです。

転職エージェントによっては、扱っている求人の8割は「非公開求人」ということもあります。

転職を成功させるにはこの「非公開求人」にいかにアクセスできるかどうかが鍵になるといってもよいでしょう。

求人票や企業HPだけでは分からない企業の内情や実態の情報がある

応募を検討している企業の情報は、求人票や転職サイトの募集要項や記事、また企業のHPなどから得られますが、どうしても表向きな情報に限定されます。

本当に知りたいのは、もっと踏み込んだ内容ですよね。

具体的な業務内容の詳細を知りたい。

社内の雰囲気や社内の人間関係、部署の人員構成等はどうなの?

残業時間の実態やその他勤務体制はどうなっているのか?

最近では口コミサイトなどもあって、企業の裏情報も載っていますがこちらも全て信用できるかどうか不安ですよね。

実は転職エージェントでは企業側の窓口となるリクルーティングアドバイザーが企業との接点を持っており、こうした本当に知りたい情報をつかんでいることが多いのです。


配属部署の雰囲気や人員構成、社内の人間関係、具体的な業務内容の詳細、仕事で求められるスキルや経験、さらに残業時間などの勤務体制の実態などの細かい情報をヒアリングしているからなんです。

転職エージェントでは、求職者に上記のような企業の情報を求職者にきちんと伝え、納得して応募してもらっているというわけです。

このように転職エージェントでは本当に知りたい企業情報を得ることが可能です。

上記以外にも知りたいことがあれば企業に確認してくれるので、何か不安があっても払しょくすることができます。

面接日程や給与・入社時期などの交渉や調整も可能

面接日程の調整

実際に企業に応募すると、面接の日程調整などは全て自分で行わなければなりません。

特に勤務しながらの転職活動では、スムーズにレスポンスが出来なかったり、なかなか日程が合わないこともあります。

日程調整には手間もかかりますし、どこまで自分の都合を主張していいのかもよく分からないことがあります。

転職エージェントでは、こうしたスケジュール調整はキャリアアドバイザーがやってくれます。

仕事をしながらの転職活動では非常に助かるサービスといえます。

給与や入社時期の交渉

選考の過程で給与の交渉や入社時期の調整も、自分で直接企業と行うことになると迷うことが多いようです。

・希望の条件をどの段階でどのように相手に伝えるべきなのか?

・交渉はどこまで可能なのか?落としどころがどこなのか?

・交渉の内容によって選考結果に影響しないか?

上記のような不安ですね。

企業側の本音がよく分からないのでどこまで希望を言っていいのか分からないんですね。

転職エージェントではこうした給与面や入社時期な交渉や調整も代わりに行ってくれます。

担当のキャリアアドバイザーには本音の希望要件や妥協ラインを伝えます。

こうした情報を元に、企業側と交渉して落としどころを探っていくということになります。

職務経歴書作成や面接対策のアドバイスを受けることが出来る

転職の場合は履歴書と職務経歴書の提出が必須となり、書類選考の場合はこの書類で判断されます。

書類選考を通過しないとその先に進むことはできませんからとても重要ですね。

特に職務経歴書の内容は重要で書類選考の結果を左右します。

転職エージェントでは、どのように職務経歴書を書いたら有効なのか?といったアドバイスや場合によっては添削をしてくれます。

企業が求める経験やスキルといった情報を元に、どのような内容・構成で書けば採用担当者が会ってみたいと思うか、ということを具体的に教えてくれます。

また面接においても、面接官のタイプや評価基準等の情報を元に具体的にアドバイスを受けたり、転職エージェントによっては模擬面接を実施しているケースもあります。

担当のキャリアアドバイザーにもよりますが、まさに二人三脚で転職を成功を目指すという感じですね。

求職者の推薦状を企業に出してくれる

通常の転職活動では自分の強みや特徴、今までの経験をどのように活かすか?といった自己PRは全て自分で考えて行わなければなりません。

企業の求める要件に合致するように色々考えてPRすると思いますが、面接で100%伝えきれるか不安ですよね。

転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが推薦状という形で第三者視点で客観的な評価を事前に企業に伝えてくれるのです。

これは心強いですね。

特に優秀なキャリアアドバイザーは、絶妙にツボを押さえた求職者のPRを企業に伝えてくれます。

求職者を採用すべき理由をきちんと伝えてくれた上での面接になりますので、スムーズに面接が進む可能性が高くなるでしょう。

転職エージェントのサービスは無料で利用出来る

上記のようなサービスを受けることが出来るということは、それなりにお金がかかるのでは?

という懸念があるかもしれませんが、

無料で全てのサービスを受けることができます。

求職者側の負担は一切ありません。

なぜ求職者が無料でサービスを受けることが出来るのかというと、

転職エージェントが契約している求人企業からの紹介手数料で運営に掛かる費用を賄っているからです。

求人企業からすれば、応募者を集めたり応募者を選定する業務を転職エージェントが代行して行ってくれるので、その分の費用を負担しているという構図になります。

このような事情で求職者側は費用を負担することなくサービスを利用できるという仕組みになっています。

転職について相談できる人ができる

転職活動をする時は、なかなか他人に相談しにくいものです。

家族や友人に相談することはあっても、適切なアドバイスを受けられるかどうかは微妙ですよね。

一人で考え悩んでいると行き詰ってしまい、孤独になりがちなケースが多いと思います。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職アドバイスについてはプロですし様々な事例も知っています。

さらに第三者的な視点で客観的なアドバイスもしてくれるので身近に頼れる存在として心強い面もあるかと思います。

転職のノウハウだけではなく、将来のキャリアビジョンや働き方についても相談できる存在ですので、自身のモチベーションを保つ意味でも頼りになる存在と言えますね。

転職エージェントの懸念点(デメリット)

転職エージェントは、基本的には求人企業からの手数料で運営されている関係上、求人企業の思惑や事情が優先されてしまうことがあります。

そのため求職者にとっては、デメリットに感じてしまうことも少なくありません。

転職エージェントを有効に活用するためにもあらかじめデメリットについては知っておいたほうがいいと思います。

転職エージェントはこのデメリットをどこまで求職者に伝えているか、転職エージェントによって対応は様々ですので、以下記事でまとめておきました。

希望通りの求人を紹介されないケースもある

転職エージェントに登録後キャリアアドバイザーとの面談がありますが、そこで希望職種や希望条件を伝えます。

こうして面談で得られた情報を元に条件にあった求人を紹介するという流れになりますが、必ずしも希望条件にドンピシャな会社が紹介されるとは限りません。

求職者の経験やスキルや希望条件と、求人企業側の求める要件とのマッチングとなりますので、お互いの条件に乖離があると思い通りの求人紹介にならないケースがあります。

そこで希望条件の中から妥協できる点がどこなのか、譲れない部分はどこなのか、そのあたりを探っていきながら妥協点を見つけていくということになります。

このようにドンピシャな求人があるとは限らないということも想定して、希望の条件については幅広く考えていくということは想定しておいたほうが良いでしょう。

担当キャリアアドバイザーの質、相性に左右される

転職エージェントに登録すると担当のキャリアアドバイザーが決まりますが、実はこのキャリアアドバイザーの実力は千差万別です。

経験や実績などキャリアアドバイザーによって違います。

経験が浅いからと言ってだめなのかというと必ずしもそうではありません。

そこが難しいとところですね。

キャリアアドバイザーによって得意分野も違いますし、また企業のことをどれくらい理解しているか、ということによっても変わってきます。

また相性というのも大きく左右されますね。

このように担当となったキャリアドバイザーが自分にとって適切なのかどうかは実際に合って話してみないと分からない、また求職者側から選ぶことが出来ないという点についてはデメリットになるかと思います。

ただ、どうしても担当のキャリアアドバイザーが合わない、また満足できる対応ではないという場合は、担当を変えることも可能なケーズもありますので、転職エージェントのサポートディスクなどを活用して相談する事もできます。

サポート期間は限定的なケースが多い

転職エージェントに登録をして、サポートを受ける期間が限定されているケースがあります。

3ヶ月というケースが多いようです。

この期間を過ぎてしまうとサポートを受けることが出来なくなる可能性がありますので注意が必要です。

またサポート期間が限定されていなくても、長期間に渡って同様なサポートを受けることができるとは限りません。

すぐに転職先を決めようという意志がないと判断されると、サポートが薄くなってくる可能性があります。

転職エージェントでは、求職者の入社が決まった時点で初めて売上が発生するという仕組みになっています。

入社が決まらない限りは売上が発生しませんので、どうしても早く決めようという意志のある求職者が優先されるのです。

転職エージェントは民間企業ですので、売上が立ちそうな案件に力を注ぐのは仕方のないことだと理解するしかありません。

転職を考えているが今すぐというわけではない、納得できる良い企業があればそこからじっくりと考えたいという方は、キャリアアドバイザーにこうした意向を事前に伝えて相談した方がよいかもしれません。

連絡のやり取りやスケジュール調整が煩わしいことがある

求人企業をいくつか紹介されると、キャリアアドバイザーからの連絡頻度が徐々に高くなってきます。

企業を紹介されると、応募するかどうかの検討状況の確認の連絡が来るケースがあります。

また応募意思の催促などがあるかもしれません。

もう少しじっくりと検討したいと考えている人にとっては、煩わしく感じることがあるかもしれませんね。

応募する企業が決まると、履歴書や職務経歴書作成や添削のやり取り、場合によっては提出期限の催促、面談の日時の設定や実際の日程調整なの連絡が次々に入ります。

さらに内定となった場合は、入社意思の確認や入社承諾書の提出などの催促もあります。

キャリアアドバイザーが間に入っていますのでこうしたやり取りが発生してしまうのは必然なのですが、電話対応やメールのやり取りが頻繁にある場合もありますので、忙しい中、時間を取られてしまうことで煩わしく感じてしまうかもしれません。

また、場合によっては急かされているように感じることもあるでしょう。

ただ、多くの場合は求人企業から「早く会いたい」などのアプローチがあったり、先に他の応募者で決定してしまう懸念から、スピード感を持って進めて行こうということなんです。

やり取りが頻繁になるということは進行している証でもあるので、ここはしっかりと対応したいところですね。

内定が保証されているわけではない

キャリアアドバイザーは転職のプロですから、より内定の確立が高い企業を紹介し求職者とのマッチングを図ろうとします。

また内定を獲得できるよう最大限のサポートを行います。

しかしキャリアアドバイザーの役割はここまで。

書類選考や面接に臨むのは求職者自身。最後は求職者自身の頑張り次第ということになります。

どんなに優秀なキャリアアドバイザーでも100%内定を保証できるというわけではありません。

最終的にジャッジするのは企業ですから、結果については約束されたものではありません。

以上のように結果については保障されているわけではないということは認識しておきましょう。

ただ、仮に望んだ結果でなかったとしても、その理由や原因について求職者にフィードバックされることもありますので、次回に活かしていきたいですね。

転職エージェントのメリット・デメリット:まとめ

以上のように、転職エージェントのメリット・デメリットを紹介してきました。

結論から言ってメリットのほうが多く、転職エージェントを活用するのは有効な手段です。

しかし、全てを転職エージェントに委ねて依存するのは得策ではありません。

デメリットについては、そのようなことがあるということを事前に知っておくことで、より効果的に転職エージェントを活用できるというように理解していただきたいと思います。

転職エージェントについての理解が深まったら、次のステップは具体的な行動です。

まずは転職エージェントに登録してみましょう。

今回は以上となります。

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