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面接は見た目の第一印象で決まるって本当?面接官が見ているポイントと対策法を解説

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・面接って見た目が大事と言われるけど本当なのか?
・どんな見た目が好印象なのか?面接官に聞きたい。
・見た目で注意する点を知りたい

このような悩みにお答えします。

本記事の内容

◆面接における見た目の重要性

◆はじめの印象をを覆すことが難しい理由

◆見た目の印象を良くするコツ

◆Web面接の見た目対策

◆書類の見た目(エントリーシート、履歴書)

この記事を書いた人

KyoLive
KyoLive
人材・キャリア領域でフリーランス歴10年
企業の採用に関わり、面接官としても今まで5000人以上面接をしてきました
現役の面接官、また大学などで面接指導も行っています

面接で見た目はどこまで重要なのか?
見た目が評価に与える影響は?

面接における見た目の印象は想像以上に重要です。

合否に大きく影響します。

なぜなら、見た目は仕事にも影響するからです。

見た目の印象がいい人は、入社後に周りの人たちと円滑な人間関係を築き、仕事でも成果を上げる可能性が高いという現実があるからです。

面接では第一印象を決定付けるのが見た目です。

現役の面接官でもある筆者が印象の良い見た目を解説します。

本記事を参考に見た目を整えていきましょう。

なお、今回はWeb面接での見た目ポイントや書類の第一印象についても触れています。

第一印象が良ければきっとその後の面接もうまくいくきっかけとなるでしょう。

面接における見た目の重要性

面接において見た目は重要か?

結論から言うと、めちゃくちゃ重要です。

見た目によって印象が左右されるからです、

日常生活でも初対面の人と会った時の印象って大事ですよね。

印象が良ければその後の会話も弾み、良い人間関係を作っていけるでしょう。

逆に印象が悪いとその後関係が続かないこともありえますね。

面接でも同様で、最初の印象がその後の面接に重要な影響を与えます。

極端な話をすると、最初の印象が良ければ面接官の期待値が高まり、面接を通過させる理由を探っていく面接になる可能性が高いです。

逆に印象が悪いと、不採用にする理由を探す面接になってしまうことがあります。

見た目だけの要因で合否が決まるわけではないのですが、合否にかなり影響します。

見た目が重要と言われる根拠としてよく取り上げられるのが「メラビアンの法則」です。

コミュニケーションのセミナーなどでよく使われるので聞いたことがあるのではないでしょうか。

念の為、本記事でも取り上げておきます。

「メラビアンの法則」とは

「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」

ということを検証したものです。

視覚情報:見た目、しぐさ、表情、視線・・・・・・・55%
聴覚情報:声の質や大きさ、話す速さ、口調・・・・・38%
言語情報:言葉そのものの意味、会話の内容・・・・・ 7%

これで見た目が重要ということを立証するものではありませんが、視覚情報や聴覚情報が人の印象を左右するということが想像できると思います。

はじめの印象をを覆すことが難しい理由

でも

「面接で話す内容が良ければいいのでは?」

という疑問もあるかもしれません。

確かに内容が良ければその後印象を変えることができるかもしれません。

ただ限られた時間の中で印象を覆すのは難しいですね。

特に集団面接ですと、一人あたりの話す時間は多くても10分程度、その間で覆されることはないといってもいいでしょう。

私も長年面接官をやっていますが、初めて顔を合わせた時の印象を結構引きずるものです。

その後長い時間をかけて話す機会があれば、その人の内面が分かって印象が変わってくることはありますけどね。

始めの印象が無愛想でとっつきにくくあまり良い印象でなくても、長く付き合っていると意外と面白くていい人じゃない、と印象が覆ることはよくあります。

このようにその人の良さは一瞬では分からなくても後からジワジワと分かってくるということがありますが、残念ながら面接ではその場が勝負になってきます。

特に1次面接は、内容面では差がつきにくいため結果的には見た目の印象が合否の決め手になってしまうことが多いです。

特にいつも一次面接でNGのケースが多い人は、自身の見た目を振り返って見ることをおススメします。

見た目の印象を良くするコツ

「一緒に仕事がしたい」と思われるような見た目を心がけたいものです。

他の人からどう見えるか、どう映るかを意識していきましょう。

なんだ、アタリマエのことじゃないかと思われるかもしれませんが、あらためて確認していきますね。

・身だしなみ

まずは身だしなみを整えることは最低条件ですね。一言で言えば清潔感が感じられることが大事です。

髪型、服装、靴、かばんなどしっかり確認しましょう。

髪型は表情にも影響がありますので気をつけたいですね。

ボサボサな髪型はダメですし、前髪がおでこ全体を覆うようなケースはどうしても表情が暗く見えてしまいます。

ちょっとでもおでこが見えるとだいぶ印象が変わります。

ずっとこの髪型で過ごしてきて今更変えるのは恥ずかしい、という人もいますがそこは思い切って新しい自分にチャレンジしてみましょうよ。

服装は、ヨレヨレだったりシワだらけだとだらしない印象になってしまいます。

事前にアイロン掛けをしてシャキッといきましょう。

靴や鞄も汚れがないか事前に確認しましょう。意外と見落としがちなのでチェックしておきましょう。

・姿勢

姿勢も大事です。背筋を伸ばしてまっすぐ前を見ていきたいですね。

背筋が曲がっていたりうつむき加減だと、大丈夫かな〜と不安にさせてしまいます。

キリッと背筋伸ばして凛としていきましょう。

・表情

笑顔は最大の武器ですね。間違いなく好印象です。

初めてお会いする時にニコッと笑顔を見せてください。

実際の仕事でも笑顔が大事です。

初対面で挨拶する時に、とびっきりの笑顔な人って魅力的ですね。

実際仕事ができる人が多いです。

とはいってもいきなり面接の場ということで意識しすぎると逆にぎこちない笑顔になってしまうんですね。

私も笑顔を作るのが苦手だったんで気持ちは分かります。

これはもう慣れですので、日常生活から家族や友人に対して、挨拶するときは笑顔を心がけていきましょう。

たまに

「面接では笑顔を見せない方がいいのでは?」

と考えている人もいるようですが、そんなことはありません。

面接では笑顔が過ぎるなんてことはありません。とびっきりの笑顔で臨みましょう。

以上、見た目の印象は面接で最も重要ですが、何もその場しのぎの対策ではありません。

社会人になっても継続して必要なことです。

イキイキと良い仕事をして良い仲間に囲まれていい社会人になるために必要なことです。

就活に限らず、充実した生活を送るための第一歩と思って頑張りましょう。

Web面接の見た目対策

最近はWebでの面接の機会も増えていますので、Web面接での見た目の印象についてもふれておきます。

Web面接だと基本的に顔を中心とした部分しか映りませんね。

対面の面接ほど気を遣わなくてもいいと思われがちです。また自宅なので気を抜いてしまう人もいるようです。

ZoomやTeam等のWebツールで入室許可が出るといきなり画面に顔が映るので、どうしても真顔で固い表情になりがちです。

いきなり笑顔になるのは難しいことですが、少なくとも挨拶の第一声の時に笑顔だといいですね。

また髪型はとっても重要です。

部屋の光の加減で暗くなりがちですので、なるべく顔全体がでるように、髪の毛で隠れないようにしましょう。

さらに気をつけなければならないのが目線です。

画面だけを見てしまうとどうしても目線が下がったうつ向いた感じに映ってしまいます。

できるだけカメラを見ましょう。

そうするとまっすぐ顔をこちらに向けていて目があった状態になります。

想像以上に表情の印象が変わってくるので頑張ってカメラ目線を心がけましょう。

Web面接については、以下の記事で詳細を解説しています。

併せてご覧ください。

書類の見た目(エントリーシート、履歴書)

面接の前でも印象を決定付けてしまうものがあります。

それは履歴書やエントリーシートなど事前に提出する書類です。

内容以前にパッと見たときの印象が重要です。


特に手書きの場合は注意が必要です。

・字が丁寧に書かれているか
・字の大きさは適切で見やすいか
・見やすいレイアウトになっているか

いずれも読み手のことを意識した丁寧な作りになっているか?

ということで印象が変わってきます。

乱雑で書きなぐった感じや、字が小さい、薄いなどの傾向がある場合、読み手のことまであまり考えていないということが分かり印象がよくありません。

このような書類だと、仕事についても同じような傾向なのでは?という懸念が生まれてしまいますね。


最悪、内容を確認する前にNGになりかねません。

また、重要なのが書類に貼る顔写真ですね。

これ、本当に重要です。

極端な話、写真だけで合否を判定してしまうケースも見てきました。

写真がOKだった人のみ、その後の内容を確認していくということだってあるんです。

駅前のスピード写真ではなく、写真屋さんでカメラマンに撮ってもらってください。

スピード写真だとどうしても表情が固くなってしまいがちです。

ちゃんとプロのカメラマンにお願いして、キリッとした表情、明るい表情、柔和な表情など自分らしく撮ってもらいましょう。

「感じが良い」
「目の表情がイキイキしている」
「明るそうな感じ」

などの印象がいいですね。

まとめ

最後にポイントをまとめておきます。

・面接において見た目はとても重要

・面接では初めの印象は覆らない

・身だしなみ、姿勢、表情をチェックしよう

・Web面接ではカメラ目線を意識する

・書類も見た目が重要、特に写真にはこだわること

なお、関連記事として以下の内容も併せて確認ください。

今回は以上となります。

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